30代で始める二世帯住宅建築

二世帯住宅建築のリアルをお届けします。

二世帯住宅の間取り公開(2階)

皆さん、こんにちは。

 

最近の休みはもっぱら子供と市民プールで遊んでます。子供も楽しんでくれるし、何より家計にも優しい(私の行く施設は小学生以下100円)。夏にはとてもいいレジャーですね、自治体に感謝です。

 

さて、早速ですが前回に引き続いて間取りの紹介をしたいと思います。
今回は2階の間取りです。2階3階は私達子世帯(4人)が暮らす部屋となります。
1階の玄関と併せてご紹介していきます。

1.1階の間取り(玄関)

まずは、1階の間取りです。といっても玄関だけですが。

画像の左上が2階世帯の玄関になっていまして、ポイントは以下の通りです。

 

  • 玄関の広さは1.5坪(ホール、SC含む)
  • 階段幅は1,000mmと広めに確保
  • 玄関の上がり框は斜めにして、少しオシャレと広さを演出(できてる?)
  • 1階世帯とは玄関にある内扉(鍵付き)で繋がっている
  • 階段下には外収納を設置

 

玄関で特にこだわったポイントとしては、階段幅1,000mmにしたことですかね。

我が家を建ててくれているハウスメーカーは基本910mmの尺モジュールなのですが、将来的に高齢になった両親を2階に呼ぶことなども想定し、介助のしやすさなども考えて階段幅を広げてもらいました。
実際に現地でも見てきましたが、1,000mmの階段は広くて使いやすそうですし、大型家電の搬入などもしやすいのでお勧めです。
ただ、その結果、階段の間にデッドスペースが出来てしまったのですが、そこはスリッパニッチを作るなど有効活用しています。

また、1階世帯と繋がる内扉がありますが、元々はここにシューズクローゼットが付く予定でした。ところが、請負契約後に今の間取りだと長期優良住宅の申請を通すにあたって色々と制約が出てしまうということがわかり、急遽内扉をつけることで回避をしたという事情があります。この話はまたどこかで書きたいと思います。

 

2.2階の間取り

では続いて、2階の間取りがこちらになります。

2階がリビングや水回りなどのある主に家族で使用するスペースとなっています。ポイントは以下の通りです。

  • LDKは20畳
  • 来客が泊まれる洋室(5畳)
  • 洗面所と脱衣所を別に設置
  • トイレは1畳より少し小さめ
  • 洋室側の開き戸を少し大きめのドアに変更
  • バルコニーは4畳、電源&水栓付き
  • 浴室は窓無し

 

最近はリビングに階段を設けるご家庭も多いですが、我が家は廊下と階段を設けてリビングなどと完全に別になる間取りにしました。理由としては、なんとなく人が来た時に毎回リビングを通過されることに違和感を覚えた為なのですが、この間取りにしたことで子供たちが玄関から子供部屋に直行できてしまうので、将来コミュニケーションが減ってしまわないか心配な今日この頃です。(うーん、間取りって難しい)

 

また、我が家は娘2人という事もあって、脱衣所と洗面所を分けました。今はパパと一緒にお風呂に入ってくれている娘達ですが、大きくなった時に「娘達がお風呂中は洗面所に入れない」という事がきっと起こるだろうと思い、洗面所を別にしました。また、脱衣所と分ける事で来客に利用してもらう時も脱衣所が見られないというメリットもあります。

 

来客用の部屋ですが、当初は和室にしようかと思っていましたが、リビングからフローリング続きにした方が広さが出るという事や、将来的に親の部屋にする事などを考慮して洋室にしました。

 

バルコニーは4畳です。子供たちの水遊びや、温かい日は外でBBQでも出来るようなスペースにしようと思い水栓や電源も設置しました。洗濯物は主にここに干すのですが、屋根がないので雨の日は室内に設置した「ホシ姫サマ」に干すことになります。

室内物干しユニット ホシ姫サマ | 未利用空間活用 | 室内ドア・フローリング・収納 | Panasonic

 

浴室は1坪タイプなのですが、窓を無くしました。

色々調べた中で、窓があると断熱性が下がって冬寒くなるというのと、掃除がしづらくなるという事がわかり、採光をそこまで気にしない我が家は窓を無くすという選択をしました。これが吉と出るか凶とでるかは住んでからのお楽しみですね。

 

あと、細かいところだと、大型家電や家具の搬入経路となるよう、洋室の廊下側扉を少し大きめのサイズのものに変更してます。また、トイレを1畳から少し狭くすることで扉を開けた際の廊下側への干渉を少し減らしております。

 

今回は2階の間取りを紹介させていただきました。

次回は3階の間取りを紹介していきます。